ヴィーガンハンバーグ

みんな大好き!ヘルシーな発酵ヴィーガンハンバーグ【ヴィーガン レシピ】

大豆ミートのハンバーグが色々出回るようになりましたね。最近では、ファミリーレストランにもメニューには必ずといっていいほど大豆ミートのハンバーグがラインナップされてきていて、選択肢のひとつになってきています。

市販のレトルトや冷凍の大豆ミートのハンバーグも色々ありますが、大豆まるごとと発芽玄米を発酵させた醸豆 テンペストを使った植物性100%の無添加ハンバーグをご自宅で手作りすれば、消化もよくて栄養満点なメインディッシュになります。

”腸の砂おろし”と言われる、食物繊維の宝庫のこんにゃくも入れることで、より一層腸をきれいにしてくれる美を気にする方にもうれしい一品に仕上げています。

夕飯の主菜にも、お弁当のおかずにも、また、朝ごはんやランチにはハンバーガーにするのもおすすめです。


醸豆 テンペストのヴィーガンハンバーグ

材料(5~6人分)

醸豆 テンペスト
1枚(225g)
塩麹 20g
A.
玉ねぎ 100g
セロリ 10g
エリンギ 60g
人参 60g
こんにゃく 1/2枚(袋のまま冷凍しておく)
オートミール 70g
無調整豆乳 90g
ナツメグ 小さじ1
粗びき胡椒 小さじ1/2
パン粉 大さじ3~
こめ油 大さじ1
B.
トマト缶 1缶
トマトペースト 36g
中濃ソース 50g
粒マスタード 20g
【トッピング例】
フレッシュトマト
グリルマッシュルーム

作り方

Step 1

テンペストは両面に塩麹を塗り、前夜から冷蔵庫で解凍、または自然解凍する。

Step 2

オートミールに無調整豆乳をいれて浸しておく。

Step 3

冷凍したこんにゃくも同様に解凍し、手で水分を十分に絞る。

Step 4

Aの材料ならびに2の解凍し水気を絞ったこんにゃくをフードプロセッサーにいれて細かく攪拌する。

Step 5

4を大きめのボウルに入れ、1の醸豆 テンペストを手でほぐし入れ、2のオートミールも入れよく混ぜ合わせる。ナツメグと粗びき胡椒もいれて混ぜ合わせお好みのサイズに成形し、パン粉をまぶしつける。

Step 6

フライパンをあたため、こめ油を入れ5の成形した醸豆 テンペストのヴィーガンバーグを入れ両面をこんがりキツネ色に焼き目をつける。

※グルテンフリーにしたいときには、パン粉の代わりに片栗粉や米粉で代用してください。

Step 7

小鍋にBのソースの材料をいれて沸騰してから2分ほど煮詰める。

Step 8

6の焼いたヴィーガンハンバーグを盛り付け、ソースをかけて、お好みの野菜やきのこなどを添える。

(写真:バーガーパテとして、たっぷりのお野菜と一緒にパンにサンド)

バーガーパテとして、たっぷりのお野菜と一緒にパンにサンド

トマトソース以外にも、気分や季節などに応じてソースをアレンジすればバリエーションが増えて飽きずに楽しめます。

【アレンジソース例】

① 大根おろしとポン酢でさっぱり

② みりん+醤油+デーツシロップで照り焼きソース

③ 米粉+無調整豆乳+白みそ+塩・胡椒でホワイトソース

私が醸豆 テンペストをおすすめする理由

(写真:国産大豆)

国産大豆

醸豆 テンペストの原材料は国産大豆をまるごとと発芽玄米のみ。それにテンペスト菌で独自の発酵技術で作られた自然な食品です。インドネシアで400年以上前から食べられているテンペからヒントを得て作られた自然食品ですので、安心して食べられます。発酵することで消化吸収が良くなり栄養価や旨味もよくなるため、幅広い層におすすめできる食品です。

発酵パワーと食物繊維たっぷりのため、腸内環境を整えてくれると言われています。

食感もお肉そっくりで人気の大豆ミート。その主原料を見ると「脱脂大豆」と書かれたものが多くありますが、脱脂大豆とは、大豆に「ヘキサン」という化学溶剤を入れ、溶かして大豆油を搾った残りを乾燥させたものになります。ヘキサンは水とは混ざらず、油をよく溶かし、非常に揮発しやすい性質のため、それを利用して油分を抽出しているそうです。ヘキサンは人体に有害な有機溶剤なため、残留するヘキサンにはまだまだ疑問が残っています。

(写真:月刊マクロビオティックNo.1015に寄稿したベジミートについての記事)

月刊マクロビオティックNo.1015に寄稿したベジミートについての記事

大豆ミートの特有の臭いは、大豆たんぱく質の加熱や脂質の酸化によって生成される成分が原因と言われています。

そのため、戻すときに何度もお湯を変えて洗ったり、にんにくやしょうが、ねぎや玉ねぎなどの香味野菜を入れたり、日本酒などマスキングするものを入れたりと下処理に手間がかかること、また、その大豆ミートにさらに香料やメチルセルロースなどの添加物により、より本物の肉に近い食感や味や香りを出す商品も多く出回っています。購入する際にはぜひ原材料表示をチェックされるとよいでしょう。

国産大豆を皮ごとまるごとと、発芽玄米を入れて国産のテンペスト菌でアラネア発酵させただけで作られた醸豆 テンペストなら、100%自然派・無添加で安心安全な代替肉になります。醸豆 テンペストは、大豆を皮ごとまるごとミンチ状にし、発芽玄米をプラスすることで増粘剤や添加物なしで板状に結着しているため、とても使いやすいことも特徴です。お好みのサイズにカットして塊のまま使う他、手でほぐせばひき肉代わりに手軽に使えて、戻したり、臭みを抜く下処理などの手間なし、また、ハンバーグや肉団子にするときも、小麦粉などのつなぎを殆ど必要としないことも使いやすいとメリットです。

ぜひご自宅の冷凍庫に醸豆 テンペストを常備し、代替肉のかわりに使ってみてください。

千葉芽弓(Miyumi Chiba)

ベジフードプロデューサー。
日本の伝統とナチュラルVeganフードを未来に繋ぐをミッションに、2014年より健康・環境・多様性対応・地域活性化など社会問題の解決のために、ベジの普及啓蒙・教育活動ならびに、飲食店のプロデュースやレシピ・商品開発を行う。
Tokyo Smile Veggies主宰、元Vegewelプロデューサー、雑誌VEGGYライターとしても活動中。

フードコーディネーター/食育インストラクター/マクロビオティックコーチ