

怪味?と聞くと、ちょっぴり怪しげな響きがどんな味なのか気になりますよね。
怪味(かいみ、ガイウェイ)とは中国語で「複雑な味」を意味する言葉で、四川料理のタレ。複雑な味とは、塩味、甘味、酸味、辛味といった味を兼ね備える味といわれ、癖になる味と言われ、10年ほど前に日本でも話題になったソースです。
四川料理では、蒸し鶏や揚げ鶏などに合わせることが多いですが、怪味ソースはテンペストとの相性もぴったり。
お酒のおつまみにもよいので、ホームパーティにもおすすめです。
醸豆 テンペストの竜田揚げ 怪味ソース
材料
醸豆 テンペスト |
1枚(225g) |
A | |
みりん | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ2 |
生姜 | 1かけ(すりおろし) |
にんにく | 1かけ(すりおろし) |
■怪味ソース | |
白ねりごま | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ3 |
りんご酢(または米酢) | 大さじ2 |
デーツシロップ(または甜菜糖シロップ) | 大さじ1 |
ラー油 | 大さじ1 |
塩麹 | 小さじ1 |
花椒 | 適量 |
片栗粉 | 適宜 |
揚げ油 | 適宜 |
パクチー | 適量 |
作り方
Step 1
醸豆 テンペストにAの下味の材料を混ぜて塗って冷蔵庫で一晩味を染み込ませながら解凍する。
Step 2
1を⒓等分のカットし更に厚みを½にスライスする。
(写真:醸豆 テンペストを24枚にカット)

Step 3
2に片栗粉をまぶして、熱した油でカラリと揚げる。
(写真:醸豆 テンペスト竜田揚げを揚げている様子)

Step 4
怪味ソースを小鍋に入れて中火にかけ、ふつふつとしてきたら弱火にして混ぜながら火を通す。火を止めて花椒(中国山椒)を入れて混ぜる
Step 5
醸豆 テンペストの竜田揚げをお皿に盛り付け、3の怪味ソースをかけてパクチーを乗せる。(パクチーが苦手な方は、お好みのスプラウトやルッコラなどを合わせてください)
怪味ソースは、蒸し野菜などにかけてもおいしいので試してみてくださいね。
四川料理の特徴
中国四大料理の一つの四川料理は、中華料理の中でも最も人気があると言われます。
香りと辛味が特徴とされ、日本でもおなじみの麻婆豆腐、担々麺、青椒肉絲、エビチリなども四川料理の一種です。
四川省は盆地で夏は蒸し暑く、冬は寒いため、夏の保存性を高めるためや冬は体をあたためるために香辛料がたくさん使われる料理が発展したそうです。
醤(ジャン)と言われるタレにはコクがあるため、ヴィーガン料理でもおなじみのメニューが多いのも特徴です。
(写真:テンペスト竜田揚げ 怪味ソースを上から見たところ)
