

小さな子どものお弁当作りが日課になるご家庭も多いですよね。しかし、「何を入れたらいいの?」「食べやすくするには?」と悩むことも……。
そこで、今回はお弁当箱の選び方や栄養バランスを考えた詰め方のポイントを紹介。さらに、「醸豆 テンペスト」を使った美味しいミートボールのレシピもご提案します! お子さんが楽しんで食べられるお弁当作りのヒントをチェックしてみてください。
お弁当箱の大きさはどのくらいが理想?
お弁当箱の理想的な大きさは、お子さんの年齢や食べる量に合わせて選ぶことが大切です。幼稚園児の場合、食べる量には個人差がありますが、以下の目安を参考に選ぶと良いでしょう。
初めての場所で食事に時間がかかることもあるため、少し小さめのお弁当箱を選ぶと、完食する喜びを感じやすくおすすめです。
<お弁当箱の大きさの目安>
●年少さん … 250ml
●年中さん … 300ml
●年長さん … 400ml

そのほかのお弁当箱の選び方は?
お弁当箱を選ぶ際は、サイズだけでなく、材質やフタの形状なども考慮すると、使いやすさがアップします。
①材質
幼稚園によっては、お弁当を温めることができる場合もあります。そのため、レンジ加熱OKのものを選ぶと便利です。また、園によってはアルミ製の保温庫対応のお弁当箱を指定されることもありますので、事前に説明会などで確認してから購入を進めるのが良いでしょう。食洗器対応のものは洗いやすく、さらに便利です。
②深さ
お弁当箱の深さは、おかずの詰めやすさに影響します。2.5~3cm程度の深さがあると、詰めやすく見栄えよく仕上げられます。
③フタの種類
フタの形状によって、開け閉めのしやすさや密閉性が異なります。
・かぶせるタイプ
フタを上からはめるシンプルな構造で、小さな子どもでも開け閉めしやすいのが特徴です。ただし、汁気が漏れやすいため、注意が必要です。開きやすいのでゴムバンドを使用するとより安心です。
・ロック式(両サイド留め)
フタの両側に留め具があり、しっかり固定できるタイプです。特にパッキンがついたタイプであれば、汁漏れしにくいのが特徴です。ロックが固い場合があるため、子どもが開けやすいか事前に確認しておきましょう。
お弁当箱の選び方次第で、子どもが使いやすくなり、食事の時間がより楽しいものになります。

お弁当に入れるおかずバランスは?
基本の構成は、お弁当箱の半分にごはん、残りの半分(1/4スペース)が肉、魚、卵などのおかず(主菜)、そして余った1/4スペースに2種類程度の野菜のおかずを入れるのを目安にします。
ただし、お弁当で栄養バランスが偏るのはよくあること。まずは栄養バランスよりも、子どもが普段から食べ慣れているおかずを中心にしましょう。

お弁当箱の詰め方のコツ
お弁当は、基本次のステップで詰めていただくと見た目よく詰められます。
step1: まずは主食を詰める
ごはんを最初に入れます。ごはんは温かいうちに詰めて冷ましておくと、型崩れしにくくなります。
step2 :主菜(メインのおかず)を配置
お肉や魚などのメインのおかずを、主食の横に詰めます。おかずカップを使うと、おかずの味が混ざるのを防げます。
step3: 副菜(野菜のおかず)を加える
野菜のおかずは、水分をしっかり切ってから詰めましょう。
step4 彩りと隙間を調整する
最後に、色やバランスを見ながら仕上げます。茹で野菜やミニトマトを加えたり、ふりかけを活用したりすると、見た目も華やかになります。
彩りアップに役立つ食材:
・茹でブロッコリー
・ミニトマト
・コーン(缶詰)
・えだまめ
・ふりかけなど
※ミニトマトはそのままだと誤嚥のリスクがあるため、幼児にはカットしたり、加熱して柔らかくするのがおすすめです(注1)。

幼稚園児弁当を作るプラスアルファの工夫
幼稚園のお弁当は、子どもが楽しく食べられることが大切です。ただ詰めるだけでなく、食べやすさや見た目の工夫を加えることで、食事の時間がより楽しくなります。ここでは、お弁当作りをもっと工夫するためのポイントをご紹介します。
①食べやすい一口サイズにする
幼稚園のお弁当は、子どもが自分で食べやすいように、一口サイズにすることが重要です。食材を小さく切ったり、形を工夫したりすることで、子どもが食べやすくなります。
②手づかみ料理で食べやすく
年少さんなら、はじめのうちは、手でつかんで食べられる内容にしてあげましょう。小さめのサンドイッチなどもおすすめです。
・主食:おにぎり、サンドイッチなど
・主菜:卵焼き、ハンバーグ、シュウマイなど
・副菜:茹でブロッコリーなど
③食べきれる量を入れる
お弁当箱に詰める量は、子どもが無理なく食べきれる量を心掛けましょう。無理に詰めすぎてしまうと、子どもが食べきれず、残してしまうことがあります。幼稚園にいく前に一度練習しておくのがおすすめです。
④見た目にも工夫を
お弁当は、見た目も大切です。カラフルな食材を使ったり、可愛い形にくり抜いたりすることで、子どもが食べる楽しさを感じることができます。また、キャラクターの絵柄が描かれたおかずカップを使うと、さらに華やかさが増します。
お弁当に「醸豆 テンペスト」のおかずを取り入れてみよう!
成長期のお子さんのお弁当には、たんぱく質をしっかり摂取できる食材を取り入れたいもの。そこで、「醸豆 テンペスト」を使ったおかずを取り入れてみましょう。「醸豆 テンペスト」は、大豆を皮ごと発酵させたもので、たんぱく質と食物繊維が豊富です(注2)。
ひき肉の代わりや、ブロック状にしたりと使いやすく、幼稚園児のお弁当にもぴったりな食材です。

(写真:「醸豆 テンペスト」)
「醸豆 テンペスト」入りミートボールレシピ
今回は、「醸豆 テンペスト」を使ったミートボールのレシピをご紹介します。「醸豆 テンペスト」を使ったミートボールは、しっかりとした食感と肉感が特徴です。甘酸っぱいソースが絡み、ご飯にもパンにもよく合い、お弁当にもぴったりな一品です。冷めても美味しさが保たれるため、お弁当のおかずとしておすすめです。

(写真:「醸豆 テンペスト」で作る絶品ミートボール入りお弁当)
調理時間:約20分
材料(ミートボール10個分)
醸豆 テンペスト | 90g |
玉ねぎ | 50g |
(A)パン粉 | 大さじ5 |
(A)牛乳 | 50ml |
(B)豚ひき肉 | 90g |
(B)塩 | 少々 |
(B)黒こしょう | 少々 |
ソース | |
(C)トマトケチャップ | 70g |
(C)中濃ソース | 大さじ1 |
(C)みりん | 大さじ1 |
(C)きび砂糖 | 大さじ2 |
(C)酢 | 小さじ2 |
作り方
下準備
- 半解凍した醸豆テンペストと玉ねぎをみじん切りにする。
- (A) を混ぜ合わせ、パン粉をふやかしておく。
Step 1
耐熱ボウルに玉ねぎを入れ、600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。
Step 2
①に醸豆テンペスト、(A)、(B) を加え、粘りが出るまでしっかりこねる。10等分にして丸める。
Step 3
鍋に湯(分量外)を沸かし、②を入れて5分ほど茹でたら湯を切る。
Step 4
フライパンに(C) を入れて中火で熱し、少し煮詰めたら③のミートボールを加え、ソースと絡める。
調理のポイント
・きび砂糖は、砂糖で代用可能です。
・電子レンジの加熱時間は目安です。お使いの機種に合わせて適宜ご調整ください。
・玉ねぎをしっかり加熱すると、甘みが引き出され、ミートボールが食べやすくなります。
・材料をこねる際には、粘りが出るまでしっかりこねることが大切です。この工程で食感が決まります。
・茹で時間が短すぎると、ミートボールの中まで火が通らないことがあります。しっかり茹でて、火を通しましょう。上に浮いてきたら取り出します。
・ソースを煮詰め過ぎると焦げたり、味が濃すぎることがありますので、適度に煮詰めてからミートボールを加えましょう。
冷凍保存して:
余ったミートボールは冷ました後に冷凍保存しておくと、お弁当作りに便利です。お弁当に使う際は、必ず再加熱し、冷ましてから入れるようにしてください。保存期間の目安は約1週間です。
まとめ
お弁当箱のサイズや内容を工夫することで、お子様が楽しく食べられるお弁当が完成します。見た目をカラフルにすることで、さらに食欲をそそります。醸豆テンペストを使ったミートボールを取り入れることで、たんぱく質だけでなく、食物繊維もプラス。美味しくて健康を意識したお弁当作りができるので、食べやすさと栄養を大切にしながら、毎日のお弁当作りを楽しんでください!
※お弁当をおいしく安全に作るためには、衛生管理が大切です。食中毒を予防するための参考として、以下のリンクを参考にしてみましょう。
・厚生労働省「お弁当づくりによる食中毒を予防するために」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/lunchbox.html
参考サイト
注1)消費者庁「Vol.549 ミニトマトや大粒のブドウは4等分しましょう!」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20210408/
注2)醸豆(JYOZ/ジョウズ)オンラインサイト「醸豆 テンペスト/エコ簡易包装」
https://jyoz.jp/products/%E9%86%B8%E8%B1%86-%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88