醸豆 テンペストで麻婆豆腐

家庭中華メニューの定番の麻婆豆腐をヴィーガンで! 【ヴィーガンレシピ】

醸豆 テンペストはひき肉かわりに使うのにとても便利な食材です、

湯戻しや下処理などが不要で、解凍してそのまま使えるので忙しいワーキングママにも、一人暮らしの方にもとっても重宝します。

最近ひそかにブームの、専門店も増える麻婆豆腐を醸豆 テンペストでつくりましょう。

中華の定番メニューの麻婆豆腐も動物性不使用、伝統調味料でつくればとってもヘルシーでおいしく、からだが喜びます。 


醸豆 テンペストの麻婆豆腐

材料

醸豆 テンペスト
1/2枚(約110g)
味噌 大さじ2
みりん 大さじ1
木綿豆腐 1丁


A
生姜 大1かけ
にんにく 1かけ
長ねぎ 1本
椎茸 30g
セロリ 10g


B
椎茸だし 250ml(干し椎茸1個を入れて水出し、戻した椎茸も使います)
醤油 大さじ1
豆味噌 大さじ1
豆板醤 大さじ1
ラー油 小さじ1
黒酢(または米酢) 小さじ1
甘酒 大さじ1


水溶き片栗粉 (片栗粉小さじ1+水小さじ1)


ごま油 大さじ1
中国山椒(花椒) 小さじ1~」

(写真:醸豆 テンペスト麻婆豆腐の材料)

醸豆 テンペスト麻婆豆腐の材料

作り方

Step 1

醸豆 テンペストは両面に味噌とみりんを混ぜたものを塗り、一晩~2日冷蔵庫味を染み込ませながら解凍し、手でほぐす。

Step 2

木綿豆腐は食べやすいサイズにカットし、塩ひとつまみを入れたお湯で下ゆでしてざるに上げておく。 (こうすることで水っぽさがなくなりますが、下茹でなしでもOK)

Step 3

Aの材料はすべてみじん切りする。椎茸出汁をとった干し椎茸も絞ってみじん切りする。 

Step 4

フライパンをあたため、胡麻油を熱し、2を入れて分量外の塩少々を振り、水気を飛ばしながら香りが立つように炒める。

Step 5

4にほぐした醸豆 テンペストを加え、強火でしっかり炒め、2の木綿豆腐とBの材料を入れてよく混ぜて味を染み込ませる。

(写真:まるで挽肉そっくりの醸豆 テンペストの麻婆豆腐)

まるで挽肉そっくりの醸豆 テンペストの麻婆豆腐

Step 6

5に水溶き片栗粉をいれて豆腐が崩れないようにやさしく混ぜてとろみを付いたら火を止める。

Step 7

6をお皿に盛り付けるまたはごはんの上に乗せ、中国山椒を振りかける。

(写真:麻婆丼にしました)

麻婆丼にしました

麻婆豆腐は家庭中華の代表メニュー

麻婆豆腐は、中国四川省生まれ。

『麻』はあばた(顔のぶつぶつ)のこと、『婆』は身持ちの固いおばさんのことで、“あばたのおばさん”として親しまれた女性が発明したのだとか。

100年ほど前の清王朝末期。四川省の都・成都に住んでいたチャオチャオという顔にあばたのある女性が、夫婦で営む陳興盛飯舗という食堂で有り合わせの材料で来客(労働者)向けに提供した豆腐料理が人気となったことがルーツと言われています。


日本では陳健一氏が紹介したことで人気となり、知らない人はいないメニューになりました。


市販の麻婆豆腐の素などには、化学調味料などがたくさん使われているものも多くあります。でも、ご家庭で作れば、安心!

全粒の大豆と発芽玄米を発酵させた醸豆 テンペストをお肉の代わりに使えば、食物繊維もたっぷりで栄養バランスもよく、消化がよいので胃もたれ知らず。

辛さは調整して、自分好みの味を作ってくださいね。


醸豆 テンペスト麻婆は、麻婆茄子や、麺にかけても美味しいのでアレンジも楽しんでみてください。

千葉芽弓(Miyumi Chiba)

ベジフードプロデューサー。
日本の伝統とナチュラルVeganフードを未来に繋ぐをミッションに、2014年より健康・環境・多様性対応・地域活性化など社会問題の解決のために、ベジの普及啓蒙・教育活動ならびに、飲食店のプロデュースやレシピ・商品開発を行う。
Tokyo Smile Veggies主宰、元Vegewelプロデューサー、雑誌VEGGYライターとしても活動中。

フードコーディネーター/食育インストラクター/マクロビオティックコーチ