醸豆 テンペストのガドガドソース

甘辛いピーナッツソースが相性抜群な醸豆 テンペストのガドガドソース【ヴィーガンレシピ】

”ガドガドソース”という名前が耳慣れない方も多いと思います。

「ガドガド」とはインドネシア語で「ごちゃまぜ」という意味で、いろいろな温野菜に濃厚で甘辛いピーナッツソースをかけて食べる温野菜サラダのような屋台料理で、インドネシア料理の代表格です。

甘味、辛味、塩味、酸味などいろいろな味が混ざり合う味わいです。

醸豆 テンペストの仲間のような存在の「テンペ」は、もともとインドネシア発祥の大豆の発酵食品なので、このガドガドソースとの相性はぴったりなんです。

焼いたテンペストに冷蔵庫にある野菜を蒸したり、茹でたり、焼いたりしたものと合わせて、このガドガドソースをかけたら、ご自宅でエスニックな味わいが楽しめます。

ピーナッツペーストの香りと甘みが、日本人の舌にも合い、食欲をそそります。


ビールやハイボールのおつまみとしてもおすすめの、東南アジアを旅した記憶を呼び起こすような一品です。


醸豆 テンペストのガドガドソース

材料(5~6人分)

醸豆 テンペスト
1枚(225g)
塩麹 20g
もやしや水菜、キャベツなどお好みの野菜 適量

(写真:材料)

材料
A.ガドガドソース
ピーナッツバター(クランチ入り無糖) 大さじ1
シークワーサー果汁またはレモン果汁 小さじ1
醤油 大さじ3
味噌 大さじ1
甘酒 大さじ2
豆板醤 小さじ1/2(お子様や辛いのが苦手な方は抜いてください)
少々
なたね油またはこめ油など 適量
にんにく 1かけ(みじん切り)

作り方

Step 1

テンペストは両面に塩麹を塗り、前夜から冷蔵庫で解凍、または自然解凍し、お好みの食べやすいサイズにカットする。

Step 2

Aの材料を小さなボウルなどに入れよく混ぜ合わせる。

Step 3

フライパンをあたため、なたね油またはこめ油とみじん切りしたにんにくを入れ中火で焦げないように香り立たせ、テンペストを両面こんがりと焼く。

Step 4

もやしや水菜などお好みの野菜をさっと塩ゆでして水気を絞る。他にも焼き野菜や生野菜などお好みのものを用意する。

Step 5

お皿に3の焼いた醸豆 テンペストと、4の野菜を盛り付け、2のガドガドソースをかける。

エスニックな味わいが好きな方は、お好みでガドガドソースに水のかわりにココナッツミルクをいれるとより本場の味わいになります。


このレシピは味噌や甘酒を入れることで日本人でも食べやすい味にしています。

(写真:醸豆テンペストのガドガドソース)

醸豆テンペストのガドガドソース

ガドガドソースは焼きそばのような麺にかけて食べてもおいしいです。

醸豆 テンペストは油との相性が抜群!

このレシピでは醸豆 テンペストを焼くことで、カロリーオフでヘルシーに仕上げていますが、素揚げするとよりジャンクな味わいになります。

醸豆 テンペストは、油との相性がよいため、揚げると香ばしく外はカリっと、中はふっくらジューシーな味わいになります。

ですから、同じメニューでもこの醸豆 テンペストをカリッと素揚げして作るとまた一味違った味わいになります。

醸豆 テンペストとテンペの違いって何?!

インドネシア発祥の大豆の発酵食品のテンペは、蒸して皮をむいた大豆にバナナの葉やハイビスカスの葉にいるテンペ菌(クモノスカビ)を植菌して発酵させた発酵食品です。

一方、醸豆 テンペストは、大豆やひよこ豆などを皮ごと発酵させる「アラネア発酵」という独自の技術で生まれた発酵食品で、さらに豆を挽き割り状にし、発芽玄米を入れてより食べやすく栄養価を高めています。

醸豆 テンペストは、他のテンペに比べてより豆のうま味成分のグルタミン酸が増加し、苦味が減少すると言われ食べやすく日本人の口にあうものです。

テンペが苦手!という方も一度ぜひ食べてみてください。

千葉芽弓(Miyumi Chiba)

ベジフードプロデューサー。
日本の伝統とナチュラルVeganフードを未来に繋ぐをミッションに、2014年より健康・環境・多様性対応・地域活性化など社会問題の解決のために、ベジの普及啓蒙・教育活動ならびに、飲食店のプロデュースやレシピ・商品開発を行う。
Tokyo Smile Veggies主宰、元Vegewelプロデューサー、雑誌VEGGYライターとしても活動中。

フードコーディネーター/食育インストラクター/マクロビオティックコーチ