

ご縁があって、私の日常について寄稿させていただくことになりました。今回は、私がライフワークとして取り組んでいる地域活動と、個人的にチャレンジしていることについてお届けします。
ヘルシーエイジングの秘密
私はライフワークとして、葉山町で「一般社団法人はっぷ」という非営利法人を運営しています。葉山町にあるコミュニティガーデンで庭仕事などを通じて多世代交流を行い、地域の方の介護予防と健康増進をサポートしています。
地域のアクティブシニアから認知症と共に生きる方まで、活動を通じて70代から90代の多くのシニア世代とご一緒していますが、皆さんのやる気にはいつも驚かされます。健康でエネルギッシュな方に共通するのは、好奇心の強さ。いくつになっても、新しいことに目を輝かせて自発的に動くことが大好き! ヘルシーエイジングのヒントをいただく日々です。

(写真:認知症シニアの方々とハーブ栽培。地域の飲食店で活用いただくほか、畑をお借りしている石井ファーム直営店『葉山マルシェ』でハーブティーを販売しています。「葉山マルシェ」では朝採れの地場野菜や葉山石井牛など葉山の美味しいに出合えます。)
30年ぶりに再開したのは…
私も3年ほど前から新しいことにチャレンジしています。「リバ剣」という言葉をご存知でしょうか?? リバイバル剣士、略してリバ剣。昔、剣道をやっていて大人になって再開する人のことを指すそうです。中学生時代、体の弱かった私は体力づくりのために剣道部に所属して初段を取りました。そして、45歳のとき、30年(!)のブランクを経て再開。剣道は瞬発力も持久力も必要なハードなスポーツですが、剣道を通じて精神性や人間性を鍛錬する「生涯スポーツ」として再開する人も多いのだとか。2月に三段の昇段審査に合格することができました!

(写真:2年前、二段に合格しました。大勢の高校生に混じって緊張しましたが、少数の同世代の女性剣士の方々と励まし合って臨みました。)
でも、40〜50代のからだは、筋力も体力も柔軟性もどんどん下降していくのを実感するお年頃。冬場、窓が開け放たれた寒風吹き荒ぶ道場で稽古をしていると、ちょっと気を抜いただけで怪我をします。血行不良や水分不足、筋疲労が重なって肉離れが起こりやすくなったりするようです。一昨年、私もふくらはぎを2度も肉離れしました。最近は怪我予防も兼ねて、娘とジムで週に一度ほどランニングをしています。(以前は砂浜を走っていましたが、膝への負担が少なかったものの、ふくらはぎへの負荷が大きすぎたようです・涙)
行政が運営するジムをフル活用!
ランニングで利用しているのは、行政が運営するトレーニングジム。葉山町民の成人は、葉山町町民健康課が発行する健康増進施設利用券を活用すると10回分無料でジムを利用できます。ジムには体成分分析装置があり、体幹や四肢の筋肉量と脂肪量、水分量やミネラル、鉄量なども計測できます。高校生の娘は無料券を使用できませんが、10代の子どもたちにとっても運動習慣で心とからだをリフレッシュする機会は大切だなと思います。
行政サービスを上手に活用することで、公的サービスが充実していくといいですよね。お住まいのエリアで行政が提供しているサービスも、ぜひチェックしてみてくださいね!

(写真:娘とジムの帰りにIn Body結果をチェック。忙しい高校生の娘とも行き帰りにおしゃべりをして良いコミュニケーションにもなっています。)