たんぱく質もとれる「ピーマン肉詰め風」

ヘルシーおつまみを簡単においしく…たんぱく質もとれる「ピーマン肉詰め風」

罪悪感のないヘルシーなおつまみが食べたい。お酒に合わせる“酒のつまみ”を準備しようとすると、塩辛いものや揚げ物を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。そしてそのあとにやってくる罪悪感でもやもやしてしまうことも。どうにか工夫して、おいしくて健康的なメニューを作りたいところです。そこでオススメなのが、新しい発酵食として通常の肉と同じような感覚で使える「醸豆 テンペスト」。切ったりつぶしたりすることで形状を変化させやすく、どんな味付けにも万能なのが嬉しいポイントです。そして冷凍保存が可能であることも大きな強み。使いたい時に使いたい分だけ解凍して使うことができるので、いざという時にも頼れるたんぱく質食材になります。


今回は「醸豆 テンペスト」をたっぷり使い、身近な健康野菜のピーマンと組み合わせてカンタン料理をご紹介したいと思います。


「醸豆 テンペスト」とは?

「醸豆 テンペスト」

(写真:「醸豆 テンペスト」

「醸豆 テンペスト」は、アラネア発酵という革新的な技術によって作られる植物性の発酵食品。豆由来のたんぱく質や食物繊維が豊富に含まれています。その他栄養面でのメリットも多く、通常の大豆に比べて消化吸収が早く、抗酸化や骨粗しょう症予防につながるイソフラボン、リラックス効果や中性脂肪の抑制の働きがあるGABAが豊富な点も魅力。また、塩を使わない無塩発酵で作られるので、発酵時に大量の塩を使用する一般的な発酵とは異なり、食塩相当量は0.28g(100gあたり)という安心感もあります。さらには、シート状で冷凍保存ができるため、おいしくて活用度の高い代替肉を探している人にはピッタリです。


「醸豆 テンペスト」とは?焼肉のタレと合わせると、“旨味たっぷりな肉そぼろ風”として大活躍

醸豆 テンペストは焼肉のタレと合わせてつぶしながら混ぜておくと、ひき肉のように使える

(写真:醸豆 テンペストは焼肉のタレと合わせてつぶしながら混ぜておくと、ひき肉のように使える

「醸豆 テンペスト」を料理に使う際に私が最もオススメしたいのが、ひき肉のようにそぼろ状にすること。「醸豆 テンペスト」はもともと味にクセがないのが魅力ですが、ちょっと下味をつけておくことで料理の仕上がりに大きな違いが生まれます。そこでいろいろ試した結果、旨味やコクを簡単にアップできる「焼肉のタレ」が万能であるという結論に至りました。下ごしらえの方法は簡単です。醸豆 テンペスト1枚に対して焼肉のタレ大さじ3程度を加えて、袋の中でつぶすだけ。このまま食べてもおいしいのですが、タレを加えることでしっとり食感が加わり、料理に使いやすくなります。


「醸豆 テンペスト」はチーズとの相性が抜群

植物性食品にこだわり過ぎて、食べていて物足りないと感じてしまう場合があるかもしれません。そんな植物性食材に満足できない人に試していただきたいのが、チーズと組み合わせること。同じ食品で旨味があり、「醸豆 テンペスト」をより濃厚に味わうことができるでしょう。今回はとろけるチーズをたっぷりかけて、トースターで手軽に焼き上げる料理ですが、粉チーズやプロセスチーズをそぼろと一緒に合わせるなどしてパスタ料理やタコスなどの具材として使うことで、“醸豆 テンペスト×チーズ”のおいしい世界が広がります。

罪悪感フリーなおつまみ「ピーマン肉詰め風」

罪悪感フリーなおつまみ「ピーマン肉詰め風」

(写真:罪悪感フリーなおつまみ「ピーマン肉詰め風」

材料(1人分)

醸豆 テンペスト
40g
ピーマン(赤、緑)
各1個
焼肉のたれ 小さじ2
とろけるチーズ 大さじ4

作り方

Step 1

「醸豆 テンペスト」に焼肉のタレを加えて袋の中でつぶしてそぼろ状にする。

Step 2

ピーマンをタテに切り、ヘタと種を取って(1)を詰める。トースターにアルミホイルを敷いたところに並べてチーズを乗せる。1000ワット程度で5分焼けば完成。

多めに作っておけば作り置きにもなります

(写真:多めに作っておけば作り置きにもなります

【その他アレンジ】

・ピーマンの代わりにしいたけを使う

・焼肉のタレの代わりに味噌を使う

・チーズの代わりにマヨネーズを乗せる

スギアカツキ

食文化研究家。長寿美容食研究家。

東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。