お鍋ひとつでヘルシーな麺料理を作りたい。たんぱく質や食物繊維を意識したり、抗酸化力のある食材を組み合わせたり……。すべてを叶えるのはなかなか難しいと考えている人も少なくないでしょう。そこでオススメしたいのが、おいしい代替肉として登場した新しい発酵食である「醸豆 テンペスト」。使いたい時に使いたい分だけ解凍して使うことができるので、いざという時にも頼れるたんぱく質食材でもあります。今回は「醸豆 テンペスト」を使った、心も体も温まる温麺レシピをご紹介したいと思います。
簡易な麺料理として思い浮かぶのがインスタントラーメン。袋麺を選んで、好きな具材や冷蔵庫にある残り物を組み合わせて作ることに愛着がわいたりもしますよね。ここでもその感覚と同じように、無理なく材料を考えるのがオススメ。「醸豆 テンペスト」をたんぱく質食材として据え置きながら、野菜などの具材は柔軟にチョイスしていきましょう。健康面を重視するのであれば、抗酸化成分を豊富に含む食材を1品組み合わせるのはいかがでしょうか? ここでは麺料理に活躍しそうな抗酸化食材を並べておきたいと思います。
●ポリフェノール
・イソフラボン
大豆、大豆製品(豆腐、納豆、きなこ、おから、豆乳など)など
・クロロゲン酸
ごぼう、ナス
●カロテノイド
動植物に含まれる黄、オレンジ、赤などの色素成分。
・β‐カロテン
ニンジン、ほうれん草、カボチャなどの緑黄色野菜
・リコピン
トマト
・アスタキサンチン
鮭、エビ、カニなど
●イオウ化合物
イオウを含む化合物のこと。にんにくやネギなどが持つ独特の香り成分。
・アリシン
にんにく、ネギ、玉ねぎ、ニラ、あさつきなど
・イソチオシアネート
きゃべつ、ブロッコリー、大根、ケール、わさびなど
・スルフォラファン
ブロッコリー、ブロッコリースプラウトなど
「醸豆 テンペスト」とは?
(写真:「醸豆 テンペスト」)
「醸豆 テンペスト」は、アラネア発酵という革新的な技術によって作られる植物性の発酵食品。豆由来のたんぱく質や食物繊維が豊富に含まれています。その他栄養面でのメリットも多く、蒸し大豆と比べて遊離アミノ酸総量が6.75倍、遊離グルタミン酸は10.67倍、ビタミンB6は71.31倍に増えているのも魅力。(※)また、塩を使わない無塩発酵で作られるので、発酵時に大量の塩を使用する一般的な発酵とは異なり、食塩相当量は0.28g(100gあたり)という安心感もあります。さらには、シート状で冷凍保存ができるため、おいしくて活用度の高い代替肉を探している人にはピッタリです。
※ 2024年11月 食品分析センター調べ
サイコロ状に切ると食べやすく料理に使いやすい
(写真:「醸豆 テンペスト」はサイコロ状に小さく切っておくと、料理に使いやすい)
醸豆 テンペストを麺料理に使う際にオススメなのが、サイコロ状に小さく切っておくとどんな麺料理にも加えやすく、味が馴染みやすいということ。めんつゆなどを表面に塗ってあらかじめ下味をつけておくことで違和感なく使うことができます。
今回は夏に余ったそうめんを使い、豆乳とめんつゆでスープを作る「ヘルシー豆乳温麺」を作りましょう。豆乳は醸豆 テンペストと同じ大豆が主原料ですから、味を考える上でも相性の良い組み合わせ。野菜は緑黄色野菜のかぼちゃをたっぷり加えて、食べ応えも重視しています。
たんぱく質たっぷり!「ヘルシー豆乳温麺」
(写真:「ヘルシー豆乳温麺」)
材料(1人分)
醸豆 テンペスト(※) |
50g |
かぼちゃ |
50g |
素麺 | 1束 |
水菜 | 適宜 |
水 | 250ml |
豆乳 | 100ml |
めんつゆ(濃縮タイプ) | 大さじ3 |
※「醸豆 テンペスト」はあらかじめ表面にめんつゆ(分量外)をしみこませておく。
作り方
Step 1
醸豆 テンペストとかぼちゃをサイコロ状に切る。水菜は食べやすい長さに切っておく。
Step 2
鍋に水、豆乳、めんつゆ、かぼちゃ、醸豆 テンペストを加えて加熱をする。かぼちゃに火が通ったら、素麺と水菜を加えて2分煮込めば完成。
【その他アレンジ】
・最後の仕上げに卵でとじる
・キムチを加えてピリ辛味にする
・お好みのインスタント袋麺で作る