健康的な食事を実践する上で大事なことがあります
それは、不足しがちな毎日たんぱく質や食物繊維、健康維持や増進に欠かせないビタミン・ミネラルなどを、地道に学び続けることです。工夫して、手軽にバランスの取れた食生活ができたら嬉しいはずです。
そこで今回は、じっくりな発酵食品である「醸豆テンペスト」を使った作り置きメニューをご紹介してみたいと思います。 「醸豆テンペスト」はアラネア発酵という革新的な技術によって作られる植物性食品また煮豆に比べて消化吸収が早く、抗酸化成分のイソフラボン、リラックス効果や中性脂肪の抑制の働きがあるGABAが豊富です。
(写真:「醸豆 テンペスト」)
ちなみにこの醸豆 テンペストは、テンペストというネーミングや見た目の雰囲気からテンペの仲間だと思われがちですが、別モノ。大豆を皮ごと使って発酵できる発酵菌や発酵方法は製造元であるハッコウホールディングス独自の手法を採用しています。一般的なテンペよりもアレンジがしやすく、和洋中を問わず様々なメニューに活用することができます。
そこで今回は、誰でも簡単に作れてしまう常備菜として「肉味噌風そぼろ」の作り方をご紹介したいと思います。
包丁やまな板不要!定番調味料だけで作れる「コク旨♪肉味噌風そぼろ」
(写真:まずは温かいごはんにたっぷり乗せて食べてみてください。感動するおいしさがあります。)
「醸豆 テンペスト」を使って作るそぼろは、肉で作る場合と比べた場合にも大きなメリットがあります。それは冷めても油脂分が白く固まらないということ。また、豆由来の旨味が味噌味と相性が良く、ごはん、パン、麺類、野菜などあらゆる食材とおいしく合わせることができます。もちろん動物性食材と合わせても良いでしょう。一度使い始めると、飽きない濃厚なおいしさに驚くはずです。
では作っていきましょう。この料理の魅力は、包丁やまな板を使わない点にあります。「醸豆 テンペスト」を袋のまま手で細かくほぐしてひき肉のようなそぼろ状にすればOK。あとはフライパンで炒めるだけなのです。
(写真:醸豆 テンペストを手でほぐしてから袋を開けて使い始めます。包丁やまな板は一切不要。)
熱したフライパンにごま油をひいて「醸豆 テンペスト」を加え、茶色く色づくまで炒めます。次に砂糖と味噌を水で溶いて加えて炒め合わせれば完成。
「醸豆 テンペスト」は無塩発酵によって作られているので、食材そのものの塩分を気にすることなく、お好みの味付けで楽しむことができるのも魅力。つまり味付けのアレンジも万能で、味噌の代わりにコチュジャンや焼肉のタレ、砂糖の代わりにメープルシロップやハチミツを使うだけで風味が変わります。
いろいろ試して自分好みの味を探してみるのも楽しいでしょう。水分をしっかり飛ばして炒めることで1週間ほど日持ちが可能ですから、1~2袋分作っておくと便利。さらにこだわりたい場合は、刻んだねぎ、きのこ、ゆでたけのこなどと一緒に炒めると、より豪華な仕上がりになります。
(写真:「醸豆 テンペスト」をほぐして香ばしく炒めるのがおいしく仕上げるコツ。)
材料(「醸豆 テンペスト」1袋分)
醸豆 テンペスト | 1袋(225g) |
味噌 | 大さじ1.5 |
砂糖 | 大さじ1.5 |
ごま油 | 大さじ1.5 |
水 | 大さじ3 |
※調味料の分量はあくまでも参考量です。味噌は使うものによって塩分が違いますから、味見をして量を調整してください。甘さ控えめがお好みの方は砂糖の量を減らし、甘いのがお好きな方は増やして調整してください。
作り方
Step 1
「醸豆 テンペスト」を袋のまま両手を使ってほぐしてそぼろ状にする。なるべく細かくしておくのがおいしさのポイントになる。
Step 2
味噌と砂糖を水で溶いておく。
Step 3
熱したフライパンにごま油をひき、「醸豆 テンペスト」を強めの中火でしっかり炒める。茶色く色味がついてきたら、(2)の調味料を加えて炒める。水分が飛びすぎるようだったら水を加えながら全体的に香ばしくなれば完成。
常備菜として保存する場合は、粗熱を取って保存容器に入れましょう。このそぼろはおにぎりの具材としてもピッタリ。さらにいつもの料理にちょい足しで乗せて食べるのはもちろんのこと、煮物や炒め物のコク出しとしても活躍します。